機械工具の内部構造と加工シーンを可視化した3DCG制作事例

機械工具の内部構造と加工シーンを可視化した3DCG制作事例

今回は、機械工具メーカー様の新製品PR動画に使用した3DCGの制作事例をご紹介します。

製品の内部構造や加工中の細かな動きは、実写撮影だけでは見せにくいことがあります。こうした場面では、外観からは確認できない部分を可視化し、製品の仕組みまで伝えられる3DCGが効果的です。

本記事では、京都の機械工具メーカー様の新製品PR動画用3DCGの制作事例をもとに、CGで見せる要素の絞り込みと、短いカットで製品の技術的な強みを伝える見せ方についてご紹介します。製品動画への3DCG活用をご検討中の方の参考になれば幸いです。

新製品PR動画用3DCG制作の概要

ご依頼主 -京都の機械工具メーカー様-

今回ご依頼いただいたのは、京都に本社を置く機械工具メーカー様です。ファインセラミックスや電子部品、機械工具など、幅広い分野で事業を展開されています。

機械工具事業では、切削工具や電動工具などの開発・製造・販売を手がけており、自動車・航空機・産業機械など、さまざまな分野のものづくりを支えています。

ご依頼内容 -新製品PR動画に挿入する2カットの3DCG制作-

ご依頼いただいたのは、新製品を紹介する1分のPR動画に挿入する3DCGカットの制作です。

新製品は、チタン合金などの加工が難しい「難削材」を安定して削り出せることが強みの切削工具です。その加工性能と、性能を支える技術的な仕組みを視覚的に伝えるため、ホルダ内部の締結構造と難削材の加工シーンを表現する2カットの3DCGを制作しました。

新製品PR動画用3DCG制作のポイント -見えない部分の可視化と要点の絞り込み-

今回の3DCG制作では、難削材を安定して削り出すメカニズムを可視化し、新製品の技術的な強みを分かりやすく伝えることを重視しました。

製品内部の構造や加工中の細かな動きは、通常の撮影では確認しにくく、言葉だけでは仕組みを理解しづらい部分もあります。そこで、こうした部分を3DCGで表現し、製品の構造と加工の様子を視覚的に伝えられるよう工夫しました。

また、今回のCGは動画内に数秒ずつ挿入する短いカットのため、伝える要素を絞り込み、限られた時間でも要点を理解できる表現を目指しています。

新製品PR動画用3DCG制作の流れ

製品の特長とCGで伝える内容を整理

まずは、新製品の特長や加工の仕組みを確認し、3DCGで伝えるべき内容を整理しました。

今回の製品は、難削材を安定して削り出せることが特長です。その技術的な強みが伝わるよう、ホルダ内部の構造と難削材の加工シーンについて、それぞれのCGカットで見せる内容や役割を明確にしました。

また、今回のCGは動画内に数秒ずつ挿入する短いパートのため、伝えたい情報を絞り込むことも意識しています。動画全体の流れを踏まえ、CGの挿入箇所や見せる順序、アングル・構図などを検討しました。

内部構造を見せる断面カットの制作

製品の特長のひとつである「高剛性ホルダ」の内部構造を見せる3DCGでは、ホルダの一部を断面で表現し、外観からは確認できない高強度ねじやクランプ部分の構造を可視化しました。映像内のテキストによる説明に合わせて、各部品の配置や位置関係が分かりやすくなるよう、アングルや構図を工夫しています。

独自のダブルねじ締結によってホルダの剛性を高め、加工中のたわみやびびりを抑制する仕組みを、内部構造から視覚的に理解できるCGに仕上げています。

内部構造を見せる断面カットのシーン

切りくずが飛び散る難削材の加工シーンの制作

難削材の加工シーンでは、刃先と加工面が接する部分や、切削時に発生する切りくずの飛散、金属表面の質感などを細かく再現し、リアリティのあるCGに仕上げています。実際の加工現場では撮影が難しい刃先の至近距離からのアングルも、3DCGならではの自由度を生かして表現しています。

切りくずが飛び散る難削材の加工シーン

さらに、映像担当がCGに動きやカメラワークを加え、切削の勢いや切りくずが飛び散る様子をダイナミックに演出。動画のクライマックスにふさわしい、新製品の加工性能を印象づけるシーンに仕上げました。

新製品PR動画用3DCGの完成

完成した動画がこちらです。

今回の製品PR動画では、30〜33秒と47〜50秒の2か所に3DCGを使用しています。CG MAKERSでは、製品のモデリングや、ホルダ内部の締結構造を見せる断面カット、難削材の加工シーンに使用するCGの制作を担当しました。

これらのCGを映像に組み込むことで、新製品の技術的な強みを直感的に理解できる動画に仕上がっています。

新製品PR動画用3DCG制作まとめ

今回は、京都の機械工具メーカー様よりご依頼いただいた、新製品PR動画用3DCGの制作事例をご紹介しました。ホルダ内部の締結構造と難削材の加工シーンをそれぞれ約3秒のCGで表現し、短い尺でも製品の仕組みや技術的な強みが伝わる映像に仕上げています。

CG MAKERSのCG映像・3DCG動画制作サービスでは、製品の内部構造や動きの可視化をはじめ、製品紹介や技術解説、プロモーションなど、目的に応じた幅広い3DCG映像を制作しています。また、運営元のJPCでは動画やカタログの制作も手がけており、各制作部門と連携することで、CGを活用した幅広い販促・PRツールの制作にも対応可能です。

製品の技術的な強みを分かりやすく伝えたい方や、3DCGを活用したプロモーションをご検討の方は、ぜひお気軽に3DCG動画制作会社のCG MAKERSへご相談ください。

一覧へ戻る

CG・3DCG制作のノウハウの関連ブログ

CG・3DCG制作のノウハウに関するお役立ち情報をご紹介します。

お問い合わせ

CG映像・3DCG動画制作から3Dグラフィック・CG画像制作、
デジタルアーカイブ・VR・バーチャルツアー制作まで、
ワンストップで対応。
ご予算にあわせてお見積もりさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

費用が知りたい方はこちら

見積もり依頼

ご依頼・相談はこちら

お問い合わせ

東京都内・関東圏の方はこちら

東京オフィス
03-6206-6466

受付時間:9:00 - 18:00(土日祝除く)
【営業可能エリア】東京・神奈川・千葉・埼玉
〒101-0032 東京都千代田区岩本町三丁目11番4号 サトケイビル4階

大阪・京都・神戸・関西圏の方はこちら

京都本社
075-365-0571

受付時間:9:00 - 18:00(土日祝除く)
【営業可能エリア】大阪・兵庫・京都・滋賀
〒600-8062 京都市下京区恵美須屋町193

お問い合わせはこちら

お電話でのお問い合わせ

東京
03-6206-6466
関西
075-365-0571